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sccmサイトシステムの役割を分ける際の注意事項

      2015/05/23

検証環境を構築するときは、SCCM管理ポイント、SQL Server、ソフトウェア更新ポイントなどは1台のサーバにまとめることが多いと思います。ですが中規模以上の本番環境でSCCMのサービスを展開する場合は、この構成はお勧めできません。


第1の理由にSQLの機能制限があるためです。

All in Oneの環境においてはSQL Server Expressがインストールされます。ExpressエディションではDBの上限サイズが10GBまでであり、SQLに割り当てる事ができるメモリの上限は1GBまでとなります。10GBなんてあっというま、1GBのメモリではすぐに運用限界を迎えます。

第2の理由に拠点間における帯域の問題があります。

例えば東京、大阪の2拠点を持つ企業があったとして、SCCMシステムが東京にしかないとします。この時、大阪にあるPCはWindows Updateやウイルス対策ソフトの定義更新の度に東京への通信が発生します。更新プログラムが含まれていますので、結果は想像に難くないですよね。更新プログラム提供開始ごとに帯域を食いつぶして通信障害が発生しそうです。大阪の人もなかなか更新プログラムが適用されなくて、困ります。

そういった時にはサイトシステムの役割を分割して、SQL Serverを外だしにしたり、更新プログラムの配布ポイントを東京と大阪の各拠点に構成するのがベターです。

この時サイトシステムの役割を追加する前に「各サイトサーバーに管理ポイントのコンピュータオブジェクトをAdministrators権限で付与する」必要があります。

この設定を行わないとサイトサーバー構成時にシステムエラーが発生して、SCCMシステムが正しく稼働しません。

ただし、通常の手順では追加することはできないのでちょっと説明します。まずは結果後の画面を見ていただきます。

アカウントの追加画面では「オブジェクトの種類」でユーザーアカウントしか選択できません。

コンピュータをローカルアカウントに追加する突起は時は、ユーザー名のフィールドに「コンピュータ名$」とコンピュータ名を直に記載しましょう。

# オブジェクトの後の$はコンピュータオブジェクトを表します。

これでばっちりOKです!!

 - sccm