Microsoft Edge と Windows 10 のプロキシを設定する
2015/07/30
Microsoft Edgeを使っていて気が付くことは、IEと比較して設定メニューが少ない事です。「シンプルになった」のは良いことですが、IEユーザーはちょっと戸惑うかもしれません。
そこで手始めにMicrosoft Edgeのプロキシ設定について、説明していきたいと思います。
Windows 10 の winhttp proxy についても触れますので、プロキシを介してInternetサイトからWindows Update等を行いたい場合も参考にして頂けると幸いです。
Microsoft Edgeのプロキシ設定を行う
Microsoft Edgeの設定メニューを見てみると、プロキシ設定が無い事がわかります。
…な…ない…だと……
実はMicrosoft Edgeのプロキシ設定はWindows 10 のシステム設定から行います。[設定]-[ネットワークとインターネット]-[プロキシ]から設定を行ってください。(自動構成プロキシも設定可能)
プロキシを介して接続できました。
User Agent は”Edge/12.0″なんですね。
ちなみにシステム設定から行ったプロキシ設定は、IE11にも設定が反映されます。
Windows 10 の winhttp proxy 設定は?
Windows Updateなど、システムが外部サイトに接続する際に参照されるプロキシはWinHTTP プロキシ設定です。
従来これはGUIから設定できるものではなく、コマンドプロンプトから設定を行うものでした。Windows 10 のシステム設定からプロキシを設定すれば、winhttp proxyにも設定が反映されるんじゃないかと思って確認しました。
残念!WinHTTP Proxyの設定まではされませんでした。
WinHTTP Proxyの存在は一般ユーザーの皆様には分かりまにくく、トラブルの種になりやすかったので、GUI化されたら嬉しいなと思ったのですが残念でした。
Windows 10 でも netsh コマンドによるwinhttp proxyの設定は必要です!
netsh winhttp set proxy <YOUR PROXY:PORT>
Windows 10 と Microsoft Edgeのプロキシ設定まとめ
- Microsoft Edgeのプロキシ設定はWindows 10のシステム設定から行います。
- また、この設定はInternet Exprorerにも反映されます。
- ただし、WinHTTP Proxyの設定は従来通りnetshコマンドから行う必要があります。
でもWindows 10 のシステム設定でプロキシ設定の項目ができた事で、Edge、IE、chrome、Opera、Firefox全ブラウザのプロキシ設定が一か所で行えるようになりました。
どんどん活用していきたいですね。